こんな読み方があったのか!ACT DAO(アクト ダオ)読書会 #3 実施レポート

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はじめに

こんにちは。ACT DAO(アクト ダオ)運営メンバ―のけんじと申します。
2023年6月1日に開催したACT DAO主催の読書会の模様をお伝えします。

今回の読書会に使われた本は、ベストセラー『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』の著者の「浅田すぐる」先生の新書である
『あなたの「言語化」で部下が自ら動き出す「紙1枚!」マネジメント』をテーマにして、ACT DAO(アクト ダオ)創設者である「渡辺拓」さんを講師に招いて開催しました。

読書会には 10名の方(うち読書会自体初参加の方も 4名)に参加いただき「アクティブ・ブック・ダイアローグ」という読み方を行ったり、ブレークアウトルームでそれぞれの読書体験をシェアしたり大いに盛り上がりたくさんの学びがあった読書会になりました。

そんな読書会の内容や空気感を、余す所なくお伝えしていきたいと思います!

参加された方は、読書会の学びの振り返を行うことで、またそのときとは違った気付きや学びを得られるかもしれません。
残念ながら参加できなかった方は、この記事から読書会の雰囲気を味わうことで、次回参加したくなること間違いなし!

ぜひ楽しんでご覧ください!

※ACT DAO(アクト ダオ)の活動に興味のある方はコチラ!

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オープニング

スピーカーは、ACT DAO(アクト ダオ)運営メンバ―の おっくん さんです。

「浅田先生」のファンでもいらっしゃる方で、「紙1枚」を日々実践し自分のものにしていると聞いています。
そんな おっくん さんから、ACT DAO(アクト ダオ)の紹介がありました。

「できる!楽しい!面白い!」学ぶワクワク・楽しさをカタチにしていく『勉強会コミュニティ』!!
いやーーいつ聞いてもナイスな『志』ですねー

次に「読書会の前にお伝えしたこと」のポイント3つの説明がありました。

1「全部受け取らなくても大丈夫!」
・読書会では色々な考え方やノウハウが共有されますが「全部習得しないと!」と気を張る必要がないというもの

2「自分だけのスターを見つけよう!」
・「これやってみたいな」そう思えるあなたにとってのスターを1つ持ち帰るというもの

3「気軽に…でも能動的なスタンスで!」
・「まずは、やってみよう!」という精神が大切です固くならず、自然体で読書会を楽しむというもの

この3ポイントは読書会に限らず、あらゆる勉強会やセミナーで活用できます。

いつ聞いても刺さるし、響くポイントですねー

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講師 渡辺 拓 さんの登場

<主な経歴>
京都大学 大学院卒業、サイボウズに入社
独立後に、株式会社Wonder Zero 設立
自分軸で生きる人を増やす活動を継続中。

<実績>
全世界5,000万人が使う世界最高峰の教育プラットフォームUdemy(日本では進研ゼミのベネッセが運営)で講師として活躍。

プレゼン・デザイン思考などビジネススキルを中心とした講座を多数展開しており、
受講者数は 9万人を突破している。

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なんと、今日、アメリカ(ボストン)から帰国し東京の貸会議室からの参加となったようです。
この行動力もこれまた拓さんらしくて凄いっ!

時差も13時間あり、時差ボケもあり、体調も悪いのなか講師をしてただき、本当にありがとうございました。

そんな 拓さんより、読書会に参加するときに大事なことの説明がありました

渡辺拓さん
渡辺拓さん

僕の読書会は「目的を決めた読書会」でなく「自分だけのスターを持って帰る」というスタンスで行います

なるほど、その本から受け取るものや受け取り方って、その人それぞれ違うし異なるもの・・・

この流れで、1つ目のワークが行われることになりました。

ワークの内容は、どんな「理想」立てて読書会に参加するかを書き出すというものでした。

みなさんのそれぞれの理想がシェアされました

Wさん:
自分を部下と見立てて、じぶん自身を上手くマネジメントする方法を見つける。明日からそれで動ければなぁ。

Sさん:
社内でのプロジェクトを推進する際にメンバーが円滑に動けるためのヒントを見つける

Kさん:
マネジメントに必要な言語化力を身につけるヒント。明日から行動できること

Jさん:
一緒に働いているチームメンバに、自分の考え・思いをしっかり伝えられるようになりたい

Fさん:
仲間のグループ、各々の特徴を理解して、良いところを伸ばしたい

Kさん:
今後、自分のチームを作る予定なので円滑なマネジメントをするためのヒントを見つけたい

みなさんの理想がシェアされ、他の人の理想にも触れられて、自分の理想がさらに深まったのではないかと思います。

さらに、その「理想」を懸命に見つけるのではなく「どうせ見つかる、どうせできるんだ」という楽な気持ちでいたほうが見つかるという話もありました。

改めて「絶対見つけるぞ!」と力むより「そんなのきっと見るかるさ」というリラックス状態の方が楽しそうだしイイ気分でいられると私も再認識しました。

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今回の読書会の方法が発表

チーム分けを行い、そのチーム毎に「章」決めて読むという読み方をするというもの。

これが「アクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)」という読み方です。

普通に命名がカッコいいですね
私も初めて聞きましたし体験しました
そしてこれを読書会で取り入れるなんて、拓さんもクールですね

以下「アクティブ・ブック・ダイアローグ協会」ホームページより引用
・読書が苦手な人も、本が大好きな人も、短時間で読みたい本を読むことができる全く新しい読書手法です。
・1冊の本を分担して読んでまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするというプロセスを通して
・著者の伝えようとすることを深く理解でき、能動的な気づきや学びが得られます。

チームでブレークアウトルームに分かれ、まず3分で「自己紹介」を行いました。
チームは、A、B、Cの3チームになりました。

次に、ブレークアウトルームに分かれ、3分で「リーダの選任」と「どこの章を読むか」を決めました。
■Aチームのリーダーは「Jさん」で読む章は「3章:わかろうとする上司が部下に信頼される」
■Bチームのリーダーは「Wさん」で読む章は「2章:目的のジブンシゴト化」
■Cチームのリーダーは「Oさん」で読む章は「4章:共通言語で部下と対話しやすくなる」
に決まりました。

読書会はリズムよくどんどん進んでいきます・・・

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さらに、ブレークアウトルームに分かれ、15分で各チーム内で誰がどの「パート」を読むかを決めて本を読み進めていきます。

渡辺拓さん
渡辺拓さん

「発表できるようによむ」といいですよ

ここで拓さんより「発表できるようによむ」というさりげない読み方のポイントの発言がありました。ここはメモですね!

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チーム毎のシェア「アウトプット」タイム

ここで、拓さんより「アウトプット」とはどういうものかと私に振られましたが

「アウトプットとはインプットしたものに自分の考えをのせること」とキリッと答えさせて頂きました!

余談ですが・・・
・ACT DAO(アクト ダオ)運営メンバーは、このことが「浸透」しているんですよー
・読書会に限らず「学び」をアウトプットするときには無意識に行動できているんです
・ACT DAO(アクト ダオ)ってなんか面白そうじゃないですか?ぜひ参加してみませんか?

※ACT DAO(アクト ダオ)の活動に興味のある方はコチラ!

話が脱線しましたので本題に戻ります

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ブレークアウトルームに分かれ、15分でチームで自分の読んだパートの「自分の刺さったポイント」がシェアされました

Wさん:
書く、話す、繰り返す

Mさん:
読む章は書き出す、話す、繰り返す

Sさん:
繰り返すことで研ぎ澄ます

Jさん:
「自らの成長」を通じて、事態の打開が可能

Kさん:
部下を分かろうとしている、と思われているか。結果信頼を得られるか

Kさん:
どのタイプでも大丈夫な1パターンのコミュニケーションスタイルはないのか?という方向

印象としては「繰り返す」というキーワードが多く出ましたね
これは、著者が伝えたたいキーワードかもしれないですね

終盤に向けてどんどんその刺さったポイントが掘り下げられていきます・・・

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渡辺拓さん
渡辺拓さん

今後は「この本って何が書いてあるの?」「名言、刺さることってなんだった?」「この本買った方がいいよなぜなら…」
を考えてください

Sさん
Sさん

人を動かすには、自分が当事者意識を持って取り組まないといけない。
そのためには、自分と会社のミッションのつながりを言語化する

Wさん
Wさん

この本、ポエムみたいな会社の理念を自分の業務に関係させられるんだなーってことがわかるよ。
しかも、「シンプル、カンタン、あっけない」方法で自分でできる方法が紹介されてるんだ。
ポイントは「書き出す、話す、 繰り返す」なんだって

Jさん
Jさん

1枚フレームワークを用いて、5つのタイプ分けを繰り返すことで、人を観る目を鍛えられる。
自分が相手に興味関心を寄せれば、相手も自分の言葉に耳を傾けてくれるようになる!

ここまでくると「深める」ところまできている感想になってきてますね

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渡辺拓さん
渡辺拓さん

最後に「明日から行う行動を考えてみてください」!

最後は「明日する行動を決める」ワークになりました

Mさん
Mさん

自分がupdateしていることを書き出す

Oさん
Oさん

「書き出す」は実践できているので、「つぶやく」「話す」動作を取り入れていく

Fさん
Fさん

仲間について、3章のタイプ分けをやってみる

Jさん
Jさん

自席で、この本を読んでみる。職場で良く関わる人のタイプ分けをしてみる。

Sさん
Sさん

会社のミッションと自分の業務のつながりの言語化に5分だけでも取り組む。

もはや最後は、本での学びが「行動、動作」レベルまで落とし込めています、みなさん自分だけのスターをゲットしているようです!凄いっ!

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クロージング

たのしい読書会はこれにて終了となりました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

今回の読書会は、
・読書会が終わったときの「理想」を立てたり
・「アクティブ・ブック・ダイアローグ」という読み方を「とりあえずやってみよう」でやってみたり
・多くのワークを行い、その感想、気づきをシェアしたり
・最後は、はじめに立てた「理想」に近づくために、で何をするという「どうする、行動」まで落とし込んだり

ACT(アクト)的な要素がふんだんに含まれた、楽しくかつ頭をたくさん使った読書会になった気がするし実際楽しかったー

今回参加して「良かったな~」と思った方、「もっと学びたい」と思った方。
あるいは、参加できなかったけど
「楽しそうだな」と感じていただいた方。
ACT DAO 読書会では、
そんな皆様の参加をお待ちしています!

読書会は継続して開催しますので、ぜひご参加くださいね。
お会いできる日を楽しみにしています。

それでは、また。